
『転職したいけど資格何もないしなあ』
『転職に有利な資格ってなんなんだろう』
『外資コンサルにいきたいけど今のスキルで転職できるかな』

このような悩みを持った方は多くいると思います。
私の日系大手→外資コンサルへと転職した経験に基づいて、『コンサル、会計・経理系の転職にオススメの資格』を紹介します。
結論ですが、転職には資格の有無が合否の有無に関わってきます。
そのため、間違った資格選びをしないようにすることが大切です。
- 20代中盤
- 元Fラン大学出身
- 新卒で大手日系企業に入社
- その後転職して、大手会計事務所に入社
もともと特に何もなかった僕でも、資格の勉強をすることで最高の転職ができたと思います。
以下私が現在保有している資格です。
- TOEIC985点
- USCPA全科目合格(米国公認会計士)
- 簿記2級(1度おちました)

ちなみに一番コスパの良かった資格はUSCPAでした
本記事では、転職と相性がいい資格について解説したいと思います。
以下が本記事の目次です。
コンサル・会計・経理の転職にのオススメの資格3選

コンサル企業や、経理として大手企業の会計職につきたい方は多いのではないでしょうか。
また、スキルアップとしても非常に会計・税務の分野は非常に汎用性が高く転職がしやすいです。
私も実際前職では経営管理職についており、そこから外資コンサルへと転職しました。
前職ではいわば経理のような立場でした。
そんな私がオススメする転職に強い資格についてご紹介します。
今回ご紹介するのは以下の資格です。
- 簿記2級
- TOEIC高得点
- USCPA(米国公認会計士)
簿記2級

実際に私も簿記2級を取得して転職しました。
勿論前職で経理として働いていた際の実務にも活きていました。
なにより経理、BIG4ファーム、コンサルファームで働くにあたって『必須』の資格であるという風に思います。
簿記2級は勉強時間もおおよそ150時間-200時間程度あれば合格できるような試験で、試験料も安く非常にコスパの良い資格です。
3級、2級、1級とそれぞれランクが存在しています。
難易度は3級がもっとも簡単で、1級がもっとも難しいです。
なお、3級と2級は、試験で『70点』取得すれば合格です。
もし経理系の転職や会計・税務・コンサル系の転職を希望されるのであれば、簿記2級は持っておきましょう。
まれに1級を取得されようと目指される方がいます。
1級は非常にマニアックな世界も含まれますので、転職を意識した費用対効果の面では、そこまでコスパはよくありません。
反対に3級であると少し資格としては弱いと思います。
2級を取る前にそのステップとして3級を取得するのであれば問題はないかと思いますが、
3級をベースに転職しようとしてもうまく行かないことが想像できます。
一般的には2級を取得していると会計やビジネスに教養があるレベルと称されることが多いので、2級の取得を目指しましょう。
また、正直大手企業などへの転職を目指すのであれば、『簿記2級』の取得だけでは非常に弱いです。
以降に解説する、TOEICやUSCPAと合わせて取得していくことでほぼ確実に大手企業が射程圏内に入ると思います。
簿記については以下の記事で詳しく記載していますので、ぜひ興味があればご覧ください。

TOEIC

『転職はしたいけど、英語が苦手・・・』
そういう方多いのではないでしょうか?
TOEICは勿論英語の試験ですが、対策すれば高得点が取れる試験でもあります。
また、転職には言うまでもなく非常に重要な資格の一つです。
グローバル企業ではTOEICは足切りの点数に使用されることも多いのではないでしょうか。
僕は実際にTOEIC985点を取得して転職しました。
転職活動中、TOEICの点数が評価されることが多かったです。
では実際転職には何点くらいのTOEICが必要なのでしょうか?
これは実際に職種にもよるかとは思います、
勿論営業の場合は、海外営業の機会も多くあると思いますので、比較的高い点数が要求されます。
財務・経理の場合(会計・税務)
経理の場合もグローバル企業であれば、海外子会社とのテレビ会議やコミュニケーションが多く、英語が必要です。
しかし反対に経理では英語ができる人が少ないため、TOEICで高得点を取ること、英語ができることは非常にプラスです。
私も実際大手日系企業に財務や経理として経営管理にあたっていました。
私の知る限りでは、誰もが知る大手企業の財務・経理といえど英語ができる人が非常に少なかったです。
実体験からしても、企業の財務、経理、会計、税務職で英語力があれば転職には大きなプラスとなるはずです。
具体的に、860点以上あれば、非常に強みになるかと思います。
コンサル・BIG4監査法人・税理士法人の場合
コンサルファーム・BIG4監査法人・税理士法人の場合も職種によっては英語を使う機会が非常に多いです。
また、実際に社内を見渡してみて気づいたのですが、帰国子女や英語がペラペラな方が多い印象です。
そのため、コンサルファームは間違いなく、TOEICや英語のスキルというものを重要視していると思います。
実際に業務をしていても海外の事務所や外資のクライアントと英語のコミュニケーションを取ることが多く、僕のケースでは英語は日常的に使用します。
そのため、コンサルファームの場合はTOEICで高得点、900点以上を狙えるようにしたいところです。
TOEICの学習についてはオススメの勉強法として以下の記事に記載していますので、ぜひ読んでみてください!


USCPA(米国公認会計士)

最後にUSCPAについてご紹介します。
USCPAは日本語で米国公認会計士といい、簡単に言うとアメリカ版の会計士・税理士です。
もちろん取得にはそれ相応の努力が必要ですが、『コスパが高い』と言われる通り、
比較的短期間で取得でき、高い費用対効果が見込まれまれます。
実際に勉強時間は800〜1500時間程度と言われることが多いようです。
私も実際にUSCPAの学習中で、転職はUSCPAの学習中に行いました。
では実際に転職活動の際にどのように評価されるのでしょうか。
転職とUSCPA(BIG4監査法人や税理士法人も?)
もしUSCPAを取得して転職活動に臨む場合、年齢にもよりますが、基本的にコンサルや監査法人などを除くほとんどの企業の財務・経理が射程圏内に入ってくると思います。
実際に日系大手にいた際は、社内に会計士やUSCPAが少なく、非常に重宝されるようなイメージがあります。
しかし、コンサルやBIG4監査法人に就職したいという方も多いのではないでしょうか?
その場合は、USCPA+@が必要になるかと思います。
私の場合はそれがUSCPA(その時点では数科目合格)+TOEIC985点+留学経験+前職での経営管理経験でした。
監査法人や税理士法人の場合は少し話が変わってきます。
勿論、USCPAを取得していればそれら法人への転職にプラスに働きます。
しかし、基本的にBIG4監査法人で監査や税理士法人で申告業務に携わるのであれば、
公認会計士や税理士の資格を持っていることが非常に重要です。
監査や税理士業務は公認会計士や税理士の独占業務であるからです。
USCPAの場合は、アメリカの会計士と言うことで日本で合法的に関連業務に直接携わることができません(監査調書にサインなど)
しかし、USCPAを取得して監査法人や税理士法人に就職した方を多く知っていますので、可能性が広く残されています。
様々なパターンで書きましたが、結論、USCPAは圧倒的にコスパが高く転職には非常にオススメできる資格です。
まとめ
経理職、コンサルファーム、BIG4ファームへの転職には簿記2級、TOEIC、USCPAが非常に有効だということをお話ししました。
基本的にこれらへ転職する場合は、『経営』『会計』『税務』の知識がベースとなっている場合が多く資格が必須です。
また、これらの企業はグローバル企業が多く、TOEICで高得点を求められます。
それだけ『資格重視』の転職先であるからこそ、周りと差をつけ『プロフェッショナル』の道を進むことができる職種であると思います。
ぜひ、努力をして資格を取れば転職が有利に進む領域ですので、
資格の勉強も頑張りたいですね!